ソルア=ミリディア、七歳(本当は十七歳)。日の国の第一皇子であると共に、太陽の国の星の子でもある。
太陽の国を妬んだ何者かの企みによって、呪いをかけられ子どもになってしまった。犯人の目星がつかない
ために国に置いておくのが危険と判断され、月の国に預けられることとなった。
呪いが心にも影響を与えており、表情が乏しくあまり口を開かない。その割にじっとしていることもないので、
見ているほうは行動も読めずに振り回されっぱなし。特に、高い所が好きで目を離すと、どうやって登ったのか
わからないような場所にいる。
星の子の特性として、ラバンを体から放出していて体の周りがぼんやり光っている。彼のそばに植物を置いて
おくと、成長が速くなる。ちなみに、彼のそばにエルネスはいると、ラバンの光で体調を崩す。間違って後ろ
から抱きつかれたりすると、勢い余って吐血する。
恐怖などで感情が昂ぶると、ラバンの放出量が増加し暴走を引き起こしてしまう。